大規模な木障刈り

 11日の農場の地域連携の会議で、農場長が北側の水田を日陰にしている樹木を伐採すると約束していた。本来は、草刈刈りが繰り返されているはずの下部谷壁斜面である。
 長年、草刈を行わなかったので、大木となった樹木におおわれている。この部分の伐採は、自然破壊と解する市民が多いだろう。しかし、谷戸の生態系の配分の秩序を回復することなので、積極的に進めた方がよいと思っている。
 低茎草原の構成種は一般に永続的な土壌シードバンクを作らないので、そのままでは草原は再生しない可能性が高い。草原の導入方法を検討する必要があるだろう。