2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コケリンドウの土手の草刈り

昨日は天気予報に反して午前中直射日光が射していた。そこで、花が咲いているのではないかと思って、前に書いたコケリンドウの咲いている土手に行ってみた。土手は草刈りが終わっていた。コケリンドウがなくなっているのではないかと思って目を凝らしてみる…

井の頭自然文化園水生物館

今日は地学実験の進化について学ぶ時間で、井の頭自然文化園の水生物館とオシドリ舎を使って、脊椎動物の上陸について考えてもらった。 水族館は涼しく居心地がよく、カイツブリの雛も見ることができてとても楽しかった。 終わってから20名くらいの学生が残…

シイノキの花

シイノキの花が咲いている。特有のにおいですぐにわかる。 伊豆大島の椎の実の形については、小石川植物園の山崎敬先生のお手伝いで研究したことがある。最初の学生の奥津くんと伊豆大島のアロザイム分析を行ったこともある。 シイノキの花は見かけとは異な…

井の頭自然文化園のアカゲザル

農学実験Ⅴで、井の頭自然文化園の動物解説員馬島さんのお世話になって、アカゲザルの行動を観察した。今回は、飼育係の臨時の作業があって、サルの行動がいつもと違っていた。 サルは個性があるのでおもしろい。 今回は学生の遅刻が多くて、十分な体験ができ…

春の雑草の同定

5月16日、授業で春の雑草の同定の練習をした。日浦(1975)の「自然観察入門」(中公新書)の5枚の表を用いて識別し、図鑑を渡して、記載内容と照らし合わせてもらった。 知っている植物を取り上げた学生もいたかもしれないが、名前が分かることの楽しさが伝…

オオムラサキの落花

オオムラサキ(ツツジ)について調べたいことがあったのに、強い雨の後、 花弁がボロボロになっているものが多かった。 上に高木があって、強い雨を遮る場所では花が残っている。 葉と比べて、使う期間の短い花弁を頑丈にするのは効率の悪いことなのだろう。

守るべきものは貴重種なのか面積なのか

学内で建物の工事があるということで、貴重な植物が生えていないか立ち会った。そのゾーンに1本しかないようなものは見つからなかった。 近くで、ミヤマナルコユリの花にハチが来ていた。ハチは、林の面積がある程度まとまってあることに対応してやってきて…

佐伯先生

私の卒業した研究室の先生は佐伯先生と言います。佐伯先生は、1953年の門司・佐伯の物質生産の論文が有名で、そのために本人の意思とは異なった人生を歩んだのではないかと弟子が思うような先生でした。 佐伯先生は先生と呼ばれることが嫌いで、弟子からも佐…

カタバミ

西暦2010年の多摩川を記録する運動の2010年4月の調査である、花の写真を整理するお手伝いをした。 カタバミがどうやら、カタバミとオッタチカタバミのようである。しかし、春早いのでまだ茎が伸びていないので識別できない。そので、最近はカタバミに目がい…

イチョウの根元

今日の農学実験Vで面白いことに気づきました。 イチョウの根元にエノキ、ムクノキ、ヒヨドリジョウゴなどの実生が多数生えていました。 イチョウの根元は種子が鳥の糞によって運ばれ、実生が人に踏みつけられないのがいいのでしょう。 もちろん、イチョウの…

大規模な木障刈り

11日の農場の地域連携の会議で、農場長が北側の水田を日陰にしている樹木を伐採すると約束していた。本来は、草刈刈りが繰り返されているはずの下部谷壁斜面である。 長年、草刈を行わなかったので、大木となった樹木におおわれている。この部分の伐採は、自…

ローカルテクノロジー

都庁の造園職の仕事をしていたころ、標準構造図集のお世話になった。 多摩川の礫河原再生事業はたくさんの河川に取り入れられている。 でも、もっと望ましいのはオーダーメイド、せめてイージーオーダーにすることである。 河川の特性に応じた、ローカルテク…

武蔵野台地の雑木林

私は国立市に住んでいる。箱根土地が開発した旧市街地からは、一橋大学を除いて雑木林はなくなっている。 今日行った、清瀬市に近い東村山市の部分では、雑木林が市街地や農地の間に残っている。病院の敷地ばかりでなく、民有地にも雑木林が存在する。 国立…

東村山のキンラン

東京都北多摩北部建設事務所が行っている東村山市内の都市計画道路の工事で、キンランなどの移植を大量に行った。たまたまかかわってしまったので、毎年キンランが咲く時期に確認に行くようにしている。今日は、大学院生2人と 3人で行ってみた。 移植したキ…