2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

カラの混群

多摩丘陵にあるキャンパスには冬になるとカラの混群がやってくる。昨日は、研究室のある建物の前のケヤキにカラの群れがいた。胸に黒いネクタイがないものがめだった。自宅のある武蔵野台地ではみかけたことがない。点在する樹木を利用しているのだろうか。 …

入室希望の2年生の面接

今回は研究室で研究したいことを面接の前にメールしてもらって、若干のやりとりをして、研究室で実現可能なテーマに修正してもらってから、面接をしています。 ステートメントすることは重大です。面接のときに話してくれるテーマが2年間の研究テーマになる…

海浜植物の発芽実験

葛西海浜公園の護岸に生育しているウラギク、ホソバハマアカザ、ヨシの種子発芽実験を食塩水の濃度を変えて行っている。温度は20度に設定し、24時間蛍光灯の光が当たる条件である。 今日は、実験開始後4日目で、食塩の濃度0%区で、ホソバハマアカザが約20…

現実の世界をおもしろいと思う心

私は大学院まで生態学を学んでいた。そのときは普遍的な法則を見つけることが研究だと思っていた。都立赤塚公園のニリンソウの保全活動をしてみて、現実の世界で活動する研究があることを知った。それが、生態工学で、赤塚公園のニリンソウを守る方法を実際…

河口域の自然

たまたま河口域をフィールドにする学生がいるので、ウラギクの塩分濃度に対する発芽特性の実験を再度行うことにした。 河口では風散布種子はどのようにして移動しているのだろうか。橋があるとどうなるのだろうか。

入室選考

私の所属している学科では3年生と4年生が研究室に所属して卒業研究を行います。今はちょうど2年生が研究室を選ぶ時期に当たっています。そのため、短期間にたくさんの2年生と面談しなければならず、時間繰りに苦労しています。 でも、2年生にとっても私にと…

学生との意識のギャップ

私の研究分野は造園学の一部である生態工学だ。 造園学は人と自然との空間的関係学とされる。生態工学は人と野生の生きものが共存するための技術学だ。 大部分の研究室の学生の研究は、生態学つまり野生の生きものがどのように生活しているかの研究であり、…