境川の河畔林

Aちゃんの卒業研究で、境川の河畔林を使わせてもらっている。
久しぶりにうかがってみると、倒木が多く、玉切った幹が園路に沿って置かれている。これらの隙間からは、ニリンソウなどが顔をのぞかせている。
黒川農場でも伐採した材をその場所に積み上げているが、残された材の植生に対する影響を考えてみたい。
もちろん、枯れ木を利用する生きものにとっては大発生のチャンス到来なのだろう。
北向きの急斜面の河畔林は、2011年9月の台風の影響を受けやすかったのだろうか。崖線の下を強風が吹きぬけたのだろうか。これだけ木が少なくなれば、光環境はずいぶん変わっただろう。