夢と現実

学部の3年生の時の電子顕微鏡の実習。ガラスナイフで切片をつくった。
ガラスナイフは非常に鋭利な刃物だが、すぐに切れなくなる。
ナイフ用のガラスを割って、作り直したような記憶がある。

私が自分の目標にしているのは、ガラスナイフである。
一時の鋭さを大切にしたいからだ。

最近は自分にどうも鋭さが欠けて来たような気がする。
これから、ガラスならぬ我が心身を割り直すことができるだろうか。