カワラノギクは絶滅の渦を遡れるか

「絶滅の渦」についてこの頃考えている。
カワラノギクについて「絶滅の渦」の類似の図を書いたことがあるのだが、最近多摩川でやっている保全・再生活動で「絶滅の渦」を逆戻りして、
絶滅の心配のない状態にするという意識を共有できないかということだ。
カワラノギクの場合には、出水の際に、ボトルネック効果を受けているので
個体数の減少に伴う遺伝的劣化は少ないと思われる。
保全・再生活動も目の前のやるべきことに追われがちなものの、ときどきは夢を語り合いたいものだ。