飛行機の窓から

飛行機は空席もあり、すいているという印象だった。
窓側に座れたので、雲の合間から景色を眺めることができた。
ロシアは、白が卓越する世界だった。今までよく見たことのない世界だったので、そこに生きている生きものの生活に興味が湧いた。
フィンランドスウェーデンには林が多かった。
デンマークとオランダには林はほとんどなく、農地が続いていた。
北海には、たぶん浅い水域なのだろうが、風力発電が林立している場所があった。
イギリスではテームズ川に沿って空港に向かうので、都心の公園やビルがよく見えた。

こうして、ロンドンに到着した。visiting researcherとして渡英した証明書を見せることで入国することができた。地下鉄の車窓からは、タンポポの黄色い花が目立った。