ヒマラヤンバルサムの除草

Crane Park Island保護区の活動は、主にヒマラヤンバルサムの除草だった。葉がツリフネソウに似てもっと水っぽい茎の草で、花は小さい。密生していて、根は小さく、手で抜くことができる。一年草で、成長が速い植物らしい。ビクトリア時代に園芸植物として導入されたものが、侵略的外来種となっている。陸域と水域の境目にとくに多い。全部除草していくので、全植物の2割くらいがなくなっていく。
夢中でヒマラヤンバルサムを除草していたら、ジャイアントホグウィードに注意するように言われた。ジャイアントホグウィードは有毒物質フロクマリン類をもつ有毒植物で、茎に毛が生えていて、その汁液が皮膚に触れると、太陽の光に反応して2、3日後に火傷のような症状や水泡が生じ長く続きます。この植物も侵略的外来種です。
昼頃にひどい雨が降った。こちらの人は雨が降ってもやむのを待っていて、活動を中止にはしない。雨具を持ってこなかったのでずぶぬれになった。夏とはいえ、雨具は手放せない。(6月28日)