スダジイ(5月8日)

結婚式の会場。
大きなスダジイの木に花が咲いていた。
卒業生が5名、木の名前を考えていた。なかなかスダジイが出てこなかった。
新郎の市役所の採用試験では樹木の葉の名前を尋ねる問題が出題され、新郎は全問正解だったそうだ。いつの間にそんな能力を身に付けたのだろうと感心させられた。努力は大事だと思った。新婦のお父さまに挨拶にしていて、新郎の説明をしていたら、こちらが感極まって泣きだしそうになってしまった。
伊豆諸島には通常のドングリがなる木は生えていない。スダジイだけが生えている。20年前にはOくんとその理由を調べていた。その後、縄文人が食料として運んだという説をうかがった。花は目立たないが、香りが強く、虫媒花である。高いところに付くので、調査はしにくそうだが。