多摩ニュータウンの東西

 今年度の後期は「里山入門」という学部間共通講座を黒川農場で寄稿している。今日は、都庁の先輩、井出さんの多摩ニュータウンの講義だった。
 井出さんのお話には、今まで知らなかったことがたくさんでてきた。そのひとつが、多摩ニュータウンベッドタウンから職住近接と街づくりのコンセプトが変わり、多摩センターより東はベッドタウン、西は職住近接でつくられているということである。
 しかも、街に人影が見えるのは西だけで、東には人影が見えないそうだ。私は東を主に歩いているが、確かに人影は少ない。
 今まで、原風景の黒川と多摩ニュータウンの比較ということで、研究してきたものの、井出さんのお話を聞いて、黒川と東と西の3つの比較というストーリーも組み立てられそうだ。