オオオナモミ

東京港野鳥公園の前浜干潟で、たくさんの果実をつけたオオオナモミをみつけた。子供のときだったら、うれしかったことだろう。
多摩川では、オオオナモミが多かったのは私が学生の頃で、最近はめっきり少なくなった。
オオオナモミは動物付着散布の代表のような形態をしているものの、多摩川では水散布が主で、前浜干潟でも水で運ばれたと思える位置に生育していた。散布様式を実証的に研究したいと思っているのだが、なかなかむずかしい。