湘南小学校のカワラノギク

相模川の河川敷には民有地が多い。湘南小学校の所有地は河川敷に位置している。
1990年にカワラノギクの野生の個体群を探した時に、相模川で見つかった唯一のまとまった個体群がこの個体群であった。最近子の個体群が衰退したので、別の場所を造成して新たな個体群が造られた。

今日は先生が立ち会って下さったので、上流と下流に個体群が広がっていることを教えていただいた。多摩川永田地区のカワラノギク以外にも個体群が拡大しているものがあることを知って興味深かった。個体数が極めて多いと、種子生産数が多くなるので、周囲に新たな個体が定着するのではないだろうか。

数は力なりということだろうか。