順応的ガバナンス

松村正治さんの原稿に惹かれて、宮内泰介編(2013)「なぜ環境保全はうまくいかないのか―現場から考える『順応的ガバナンス』の可能性」新泉社を読んでみた。私の今までの調整は間違っていたことに気づかされた。
本の帯をみて、もっと、地域社会の多元的な価値観を大切にし、試行錯誤をくりかえしながら、柔軟にやっていけたかもしれないと思った。
順応的ガバナンスは、環境保全や自然資源管理のための社会的しくみ、制度、価値を、その地域ごと、その時代ごとに順応的に変化させながら、試行錯誤していく協働のガバナンスのあり方だそうだ。
いまかかわっているいくつかの地域では、自分の正義を押し付けてきた。今日から、順応的ガバナンスの事例を体験してみることにしてみよう。