水散布

このところ、種子の散布と発芽についておもしろくなってしまい、時間を費やしている。発芽実験に時間がかかることは前に書いたが、散布実験にも時間がかかる。
水散布の場合には、種子が水に浮いている時間は、水流に乗ってどこまで散布できるかを決めるので興味深い。ビーカーにただ浮かべておく実験とマグネチックスターラーで撹拌する実験を並行して行う実験系を準備中である。
河川においてはたくさんの種子が実は洪水の時に水散布を行っているのではないかという調査をしたことがある。スクリーニング(一斉試験)もできるように設備を整えたい。