黒川農場林縁の毎木調査

黒川農場の北側の林縁の樹木が、北側の農家の要望によって日照確保のため伐採されることになった。300本ほどの木を伐ることは残念である。
しかし、これは谷戸の微地形に対する生態系の配分を適正に戻すことになると考えて、反対しなかった。
伐採予定の樹木についての情報を集めるため、研究室の10名ほどで毎木調査を行った。やってみての感想は、急斜面である下部谷壁斜面の規模は場所によって異なっているということであった。幅15m調査したところ、2m程から15m超までさまざまであった。教科書的な理解では実務には不足なことを痛感させられた一日であった。