2011-11-20から1日間の記事一覧

研究室の入室条件

21日から私の所属している農学科の卒業研究の研究室の入室の手続きが始まる。私の研究室は広い意味の里山をフィールドとし、学生が一人でできる小規模な研究を一人一人が完結するというタイプの研究を行っている。 永年やってきたのは、オートエコロジーすな…

研究者と市民

私は研究者である前に、市民でありたいと考えている。 絶滅危惧植物の保全活動にかかわるのは、研究対象だからではなく、それをやらずにはいられないからだ。 都庁で働いていたころに、都庁の橋の工事でカワラノギクの大きな個体群が破壊された。結果的に、…

改心したマニアは役に立つ

今日から、自然情報に加えて、自分が考えていることを書くことにします。 タイトルは慶応大学のK先生の言葉です。生明祭で、私が部長をしている植物保護研究部が学生部長賞をいただきました。この部の生体展示が研究室(応用植物生態学研究室)では議論を呼び…