2016-01-01から1年間の記事一覧

カワラノギク調査(2016年まとめ)

この秋の調査では、近くにあるものをひとまとめにして数えると 鬼怒川本流 4ヶ所 大谷川 1 多摩川 5 相模川本流 6 中津川 1 で確認することができた。 多摩川の1970年代のように、部分的にせよ雲のように花が咲いたと言えるのは、鬼怒川2ヶ所、多摩川1…

ウラギクの種子

11月8日に葛西海浜公園東なぎさの清掃があり、それに便乗してウラギクを見に行った。潮回りが悪く、私は近づけなかったが、協力してくださった2人が確認してきてくださった。 許可を得て、海浜公園事務所近くのウラギクの種子を採取したところ、1株あたり1…

カワラノギクin上三川町

今日は朝、5時半に家を出て、中央線、武蔵野線、京浜東北線、東北線各駅停車、ラピッド快速、関東バスを乗り継いで、鬼怒川のほとりの公園へ。 前回は暗くなってしまって発見できなかった場所だ。 今日行ってみると、花はほぼ終わり、種子が稔っている個体が…

定期試験の終了

7月29日で定期試験は終了した。 ロンドンに行くつもりだったので、採点は早く終わった。 しかし、葛西臨海公園の研究イベントの際に痛めた腰が治らなくて、調査に出かけることが困難だ。 約束したことしかできない日が続いている。 しかたがないので、塩沼地…

三崎の臨海実験場(5月15日)

昨日の夜からクラス会で三崎に来ている。京急の始発駅の三崎口駅は昔とあまり変わっていなかった。 海産無脊椎動物を間近にみることは少ないので、とても楽しかった。 同級生の変貌ぶりに驚かされた。 魚屋さんはとってもそれらしい。 小網代のすぐ隣だった…

ヒメウズ(5月14日)

学部間共通総合講座「キャンパスとその周辺の自然に学ぶ」は和泉キャンパス。 ヒメウズは健在で、研究棟周辺だけでなく、メディア棟の近くの植え込み地にも見られた。 玉川上水上の草地は、きちんと管理されていた。シロバナタンポポの花は終わっていたが、…

スダジイ(5月8日)

結婚式の会場。 大きなスダジイの木に花が咲いていた。 卒業生が5名、木の名前を考えていた。なかなかスダジイが出てこなかった。 新郎の市役所の採用試験では樹木の葉の名前を尋ねる問題が出題され、新郎は全問正解だったそうだ。いつの間にそんな能力を身…

キンラン(5月7日)

キンランの移植のお手伝いをしたことがある。その後の林の管理が気になっていたので、見に行ってみた。花はほぼ終わりに近づいていた。 工事を担当した部署は現状を把握していないようだったので心配していたが、利用者の多い場所を中心にある程度の管理がな…

エゴノキの花

オトシブミをみにいったら、エゴノキの花が咲いていた。 釣り鐘型の花には例年は新歓コンパの時にコマルハナバチが来ていたことが懐かしい。 お茶の水中通りのエゴノキにはコマルハナバチが来ているだろうか。(5月6日)

停電対応

私の研究室のあるキャンパスには高圧受電設備が1式しかないので、取り換えや点検のときには停電になる。 今日は取り換えで、研究室は1時間の停電だった。 停電が終わったので、別の校舎であすの授業のプリントをコピーしていると、短時間の停電があった。片…

昭和記念公園こもれびの里

久しぶりに時間があったので、こもれびの里に行ってみた。 狛江から移築した農家はちょっと立派すぎるという印象だった。 麦畑には穂が出ていた。 子どものころの国立市(現在の富士見台団地)は一面の麦畑だったことを思い出した。 自分がかかわったことの…

向いていないしごと

私には与えられたしごとができないときがある。 亡くなった母には誰だってできるのだからできるはずだと言われたものだが、できないことはできない。 ここのところ、やらなければならない大学のしごとがまさにそうなのだ。そこで、家族のアドバイスで、事務…

大学のしごと

昨日の作業は思ったよりもこたえたようで、起きてみたら12時だった。 大学の自己点検評価のしごとが気になって、すぐに起きて作業したが、 手本となる報告者3冊が研究室においてあることに気づいた。4時30分に家を出て、5時前の電車に乗って、大学へ向かった…

カワラノギクプロジェクトの除草

カワラノギクプロジェクトのA工区の除草。 実生が思ったよりも少ないような気がした。 ロンドンの除草と違って、しゃがんだ姿勢で行うのがつらかった。 テリハノイバラのとげが軍手に刺さって、指にとげが刺さり、翌日には腫れていた。生きものを見ながら作…

一橋大学の自然

私は国立市に住んでいる。一見すると緑の多そうな街なのだが、昭和初期の開発とあって、公園を計画的に配置するような制度がなかったようだ。そのため、一橋大学のキャンパスが唯一のまとまった緑といえるだろう。 「国立市内の自然をよく見てくれてありがと…

小笠原の着生シダ

2度めの小笠原。 修士課程のMさんの研究のフィールドを見ておくためにでかけました。 父島では思っていたよりも着生シダは少なく、 大神山公園周辺のオガサワラビロウにはほとんど付いていませんでした。 母島のマルハチにはたくさん付いていました。 父島よ…

さがみはら生物多様性ネットワーク

本日は設立総会。道に迷い、開会時刻ぎりぎりに会場へ。会費を納めるつもりでうかがったのだが、今日はまだ納入できなかった。 来賓の市議会議員のみなさんの多いことにびっくりした。 午後はシンポジウム。秋山幸也さんのご講演には知らなかった相模原市の…

新宿御苑母と子の森

新宿御苑にも里山ゾーンがある。新宿門を入って、右の母と子の森だ。 気根を伸ばしたラクウショウなど大木も多い。 都心の大規模緑地や庭園の生きものをよく見ておきたいと思っている。カエルやイモリがやってくるロンドンの豊かな自然は庭園のおかげだとSil…

なくなってきた木の実

冬が長く続いている間に、鳥に食われてなくなった木の実と、どうやら嫌われて残っている木の実があるようだ。 大学の登校路のムラサキシキブには全く実が残っていなかった。隣のヘクソカズラには実が残っていた。これはヘクソカズラの実がカラカラに乾燥して…

市川市自然観察園

今日は卒業研究のフィールド調査で、市川市自然観察園へ。 谷津で、谷底は草原、斜面では雑木やシラカシが大きくなっていた。この木を切らないと、谷津に光が当たらなくなる。 二ホンアカガエルの卵塊がいくつかみつかった。雨のたびに増えるそうだ。 今日の…

相模線

茅ヶ崎市まで移動するために、相模線に乗っている。 海老名駅の手前までは相模川の段丘崖のみどりがよくみえた。たぶん、特別緑地保全地区に指定されているみどりだ。線路の周囲は水田が多かった。 海老名と厚木は開けた市街地で、崖線はみあたらなかった。 …

一粒300メートル

団地の縁で、ヒヨドリがハナミズキの実を食べていた。 ちょっと大きすぎるようで、飲み込むのに苦労していた。 グリコの宣伝を思い出した。ヒヨドリはこの一粒で、どのくらい飛べるのだろうか。 観察を考えてみたが、消化の時間があるので、実験でないとむず…

仕事始め

昨日は野外調査の仕事はじめ、今日が研究室での仕事はじめだ。 主な仕事はM1のMさんの論文の読みあわせと4年生の卒論要旨の読みあわせだ。その前後に研究室の会計の仕事がある。 読みあわせにはエネルギーが必要だ。なんといっても、本人は修正したくないと…

太陽光発電

天竜川まで行く高速バスの窓からみえる太陽光発電が気になった。 光は生きものの源でもあるのに、太陽光発電には生きものが感じられない。広大な面積のパネルが目立つだけだ。 別の研究室で太陽光発電と緑化の両立について研究していたことを思い出した。パ…

パワーポイント

1付きには7回分の授業がある。この授業のパワーポイントを一日中かかって作っていた。技術に少し進歩した部分があるのだが、時間のかかる作業だ。 7日に3コマ授業がある。 私が教えているのは、自然科学と社会科学にまたがる科目なので、知識だけでなく、考…

雑木林の庭

昨年から大きな一家の一員にしていただいた。今日は新年会。15名が集まった。 飛田給駅から歩いて行くと、庭に雑木林を作っているお家があった。 直径3センチ位の木を萌芽更新しているのだ。 これはおもしろい。今度お正月以外に来ることがあったら、是非お…

10年プラン

あけまあしておめでとうございます。年賀状をみると、卒業生と家族の成長が感じられて楽しみです。この分なら、卒業生の子どもたちを対象とした里山自然教室を開催することもできそうです。私の大学は70歳定年制です。私は1955年生まれなので、70年足すと202…